今、府大が大きく力を入れている幾つかのテーマの一つに「国際交流」があり、国際社会でも地域社会でもリーダーシップを発揮できるグローバル人材の育成を目指した国際交流を推進しています。
この国際交流の一つの目玉となる「国際交流会館 I-wingなかもず」が今年4月に西門近くにオープンしました。
『大学のミッションは学問研究ですが、そこで新しい“知”を創造するために重要なものは、多様性の高い場です。
府大のメインキャンパスが位置する堺市は、昔は“境”とも書かれました。それは、河内・摂津・和泉の国境で、いくつかの街道の接点にもなっていたためです。その頃の堺港は、国際交流の拠点で、集まる人の多様性はとても高く、さまざまな新しいものが創り出されました。茶の湯、線香、三味線など多くのものがここで生まれました。
大阪府立大学は、そのような堺の伝統を引き継ぎ、“I-wingなかもず”では、文化・宗教・習慣などの違いを超えて集まる人を育てます。ここで生まれる新しい出会いや交流が、あなたの歩みにとって宝になると信じています』(“I-wingなかもず”パンフレットより抜粋)
この言葉が「I-wingなかもず」のミッションを良く表現していると思います。
国際交流会館「I-wingなかもず」は宿舎エリア、交流エリア、サポートエリアの3つの機能を持ちます。
宿舎エリアは、シェアルーム(1ユニットに4名が入居)になっていて、留学生と日本人学生が生活を共にしています。
交流エリアでは日々様々な国際交流イベントが行われています。
(以上)