府大トピックス

大阪府大と大阪市大の運営法人を統合する議案が2月23日の大阪市会で可決されました。大阪府議会ではすでに昨年11月8日に可決されており、これにより大学統合の第一段階となる法人統合が正式に決まりました。
2019年4月に新しく「公立大学法人大阪」が発足し、そのもとで府大と市大が運営される、いわゆる「1法人2大学」となります。
「法人統合について」理事長・学長からのメッセージ参照)
新しい法人の理事長は専任で、それぞれの大学には副理事長・学長が置かれます。
その後、大学法人が新大学の名称選定や組織再編、キャンパス再整備などの具体化を進め、2022年には統合された新大学が発足する予定になっています。
実現すれば、設置者の異なる公立大学の初めての統合で、学生数約1万6千人の国内最大の公立大学となる見込みです。
以前の記事:
大学統合−法人統合議案
大学統合−法人統合議案が秋の府市議会へ
大学統合−新法人設立準備室ができました
 
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大学統合−法人統合議案

2017年12月20日(水)


大阪府立大学と大阪市立大学の統合は二段階で計画されており、2019年4月に大学を運営する法人を統合し、その3年後の2022年に新しい大学が発足する予定になっています。
そのため、法人統合の議案が今秋開かれた大阪府議会と大阪市会にそれぞれ提出されました。(大学統合−法人統合議案が秋の府市議会へ
報道によれば、大阪府議会では11月8日の本会議で可決されました。一方の大阪市会では12月12日に都市経済委員会で継続審議となり、結論は持ち越されました。(「法人統合について」学長からのメッセージ 参照)
 
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 この度、大阪府立大学独自の給付型奨学金制度「大阪府立大学河村孝夫記念奨学金」が新たに設立されました。故河村孝夫名誉教授のご遺族からの寄付金を原資として、大阪府立大学において経済的な理由により十分に勉学に励むことのできない学生に対して、学資金を給付し援助することで経済的負担を軽減し、就学支援を行うことを目的とした奨学金です。
 https://www.osakafu-u.ac.jp/campus_life-news/nws20170928/
 先生の講義を受講した、研究室に在籍した、などたいへんお世話になった方は多いのではないでしょうか。厳しくもたいへん気持ちの温かい学生思いの先生でした。先生のお名前がこのような形で大阪府立大学に残ってゆくのはたいへん喜ばしく、学生当時を思い出します。
 
 なお、ふるさと納税制度を用いた府大・高専基金「つばさ基金」はご承知と存じますが、寄付の際、使途を「河村孝夫記念奨学金」と記載頂きますと、ご寄附は本奨学金で用いられます。本基金の原資はいずれ尽きますので存続にもつながってまいります。どうか宜しくお願い致します。
 ふるさと納税は年度では無く暦年単位となっていますので、平成29年分としてご寄付いただける場合、今月末が今年の〆となっております。申込書による申込は金融機関振込用紙が必要ですので、12月20日くらいまでに大阪府に寄附申込書が届く必要があります。その後、大阪府から送付されます振込用紙で、年内のお振込みをお願いします。大阪府サイトからのクレジットカードによるご寄附も可能となっており、この場合は31日の24時前までに処理して頂ければ今年分になります。

ご参考:
・つばさ基金サイト: 
http://www.kikin.osakafu-u.ac.jp


河村孝夫先生ご略歴
昭和5年3月31日    御生誕
昭和29年3月 大阪府立浪速大学工学部電気工学科 卒業
昭和31年9月 大阪府立大学工学部 助手
昭和38年4月 同  講師
昭和43年12月 同  助教授
昭和53年11月 同  教授
平成5年3月 同  定年退職
平成5年4月 同  名誉教授
昭和62年11月 大阪府立大学 学生部長
昭和62年5月 憲法記念日知事表彰(教育功労)受賞
平成26年1月27日 御逝去
平成26年1月27日 叙勲 瑞宝小綬章
 
以上
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今年も高度人材育成センター主催のビジネスアイデアコンテストの最終選考会が11月5日に開かれました。
中百舌鳥電気クラブも協賛しており、堀会長の代理で井上理事が審査員として参加しました。
当日は、応募の中から選抜された次の10組がそれぞれのアイデアを発表しました。
 

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テックソン(Tech-thon) は、Technology とmarathon からつくられた造語で、『芽となる技術』の上に事業化アイデアを積み上げるものです。
「技術はあるがアイデアが欲しい」、「アイデアはあるが技術が欲しい」を実現するために、分野を問わず技術やアイデア、様々な視点をもつ学生・教員・社会人がチームを組み、デザイン思考により技術とアイデアをつなぎ、社会課題の解決案を模索することで、技術シーズを利用した新しい事業の芽を共創することを目的としています。
プレゼンター、参加者とサポート企業を募集中です。
■ 主催: 大阪府立大学 高等教育推進機構 高度人材育成センター
■ 締切: プレゼンター応募締切 2017年 10月20日(金) (参加者は事前申込不要です。)
■ 応募資格: 社会人、大学教員、学生、どなたでも。
■ 1st Act アイデアソン: 2017年10月28日(土)10時-15時、29日(月) 13時-16時
             中百舌鳥キャンパス B4棟 東K-101, 102 室
  2nd Actアイディエーション・ワークショップ: 2017年11月25日(土) 10時-15時
             大阪取引所 オーバルルーム(北浜)
  3rd Act プロトタイプ発表会: 2018年1月10日(水) 13時-16時
             グランフロント大阪 大阪イノベーションハブ(梅北)
一部日程のみの参加も歓迎いたします。
その他詳細は http://www.csies.21c.osakafu-u.ac.jp/info/3508 をご覧下さい。

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8月29日の府市の副首都推進本部会議において、大学法人統合のための議案が秋の大阪府議会と大阪市会に提案されることになった、との報道がなされました。
副首都推進本部会議の資料は大阪府のホームページで見ることができます。
新法人について —公立大学法人大阪府立大学と公立大学法人大阪私立大学の統合に関する計画—(案)
 
両議会で可決されれば、2019年4月に統合した新法人が発足します。新法人の名称は「公立大学法人大阪」で、法人本部は大阪市に置かれます。この新法人の下で引き続き「大阪府立大学」「大阪市立大学」それに「大阪府立大学工業高等専門学校」が存続することになり、この時点で大学の姿は変わりません。
 
その後、新法人が大学の名称や編成、キャンパスなどを検討したうえ議会の承認を経て、2022年4月に新大学が発足する予定となっています。新大学は学生数約16000人で、国内最大の公立大学となる見込みです。
 
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訃報;村田名誉教授

2017年08月07日(月)


村田顯二名誉教授は平成29年7月21日に79歳でご逝去されました。
村田先生は電子工学科第3講座から電子物理工学科第5講座に所属され、工学研究科長・工学部長も務められました。ご退官後も電子物理工学分野に「村田賞」を創設、在学生の教育・研究支援に尽力されました。
ここに謹んでお知らせいたします。




 

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今年もビジネスアイデアコンテスト2017が行われます。賞金総額30万円で、グランプリには校友会から10万円、優秀賞として中百舌鳥電気クラブからも5万円が贈られます。
応募資格は、在学生および教職員、卒業生です。奮って参加し、白鷺祭での最終審査会で賞金を獲得しましょう。
■ アイディア応募締切 2017年 10月9日(祝・月)  必着
■ 応募資格:本学学生(高専含む)、教職員、卒業生のグループまたは個人
■ 応募期間:2017年7月19日(水)~10月9日(祝・月)
■ 一次審査(書類)結果発表
日時:2017年10月14日(土) 
   13:00~14:00 特別講演
   14:10~15:30   特別講義、一次審査結果発表
   ※ 一次審査の結果を、公開発表いたします。
   ※ 応募者・グループ代表者(代理も可)は、出席してください。
                 ファイナルに向けて、ブラッシュアップ受講日時を決めます。
場所:大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス C1棟 多目的ホール
■ 最終審査会(ファイナル):
日時:2017年11月6日(日) 9:30~11:30
場所:大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス A12棟 サイエンスホール
応募要領等は、産学共同高度人材育成センター Fledge事務局からのお知らせを見てください。
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広島大学放射光科学研究センターの井野明洋特任准教授と、大阪府立大学大学院工学研究科の安齋太陽助教(数理工学分野)、東京大学大学院理学系研究科の内田慎一名誉教授らを中心とする研究グループは、広島大学放射光科学研究センターの高輝度シンクロトロン放射光と世界最高水準の高分解能・角度分解光電子分光装置を用いることで、高温超伝導発現の鍵を握る「立役者」の決定的証拠を、とらえることに成功しました。
超伝導現象を演じているのは電子の集団です。しかし、高温超伝導体に関しては、電子の背後で暗躍している「立役者」の正体をめぐって、激しい論争が続いていました。今回、銅酸化物高温超伝導体への正孔添加量を極度に増やすことで、電子と「立役者」のやりとりの痕跡をくまなく観測することに成功しました。その痕跡が、格子振動の分布と完全に一致したため、電子の背後にいる「立役者」が格子振動と特定され、高温超伝導の謎の核心部分が解明されました。この知見は、さらなる高温超伝導体の探索を導く有力な手がかりを与えるものと期待されます。

ソース
プレスリリース・高温超伝導の立役者、決定的証拠を観測―電子とのやりとりの全容を解明へ―

 

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2017年6月、日本経済新聞社と就職・転職支援の日経HRが発表した大学イメージ調査で、大阪府立大学が「企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査」で総合9位にランキングされました。公立大学の中では1位となります。
この調査は、全上場企業と一部有力未上場企業の人事担当者を対象に、過去2年間に採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いたもので、詳細の内容については、2017年6月7日発売の、日経キャリアマガジン特別編集「価値ある大学 2018年版 就職力ランキング」、および下記の大阪府立大学Webサイトにも掲載されています。


ソース
府大ニュース・本学が「企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査」で総合9位にランキング

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